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工場見学

「おや、 もう半分」 ともてなす主。 「まだ半分」 と招かれた客。
昔、たしかサントリーローヤルやったか、なんかのテレビCMでこんなんあったと思う。

ものの考え方の違いなどにもよく使われるいいまわしです。
でもやっぱりいいお酒のボトルを前にすると、ほんとよく言えてますよね。

最近、各メーカーの努力と不景気でウイスキーの売上が伸びてるんだそうです。
不景気でなんでウイスキーか思ったら、ようするにアルコール度数が高いので、ハイボールや水割にしたらビールより安上がりちゅうわけです。

サントリーの戦略としては、角のハイボールで入門して、ゆくゆく山崎なんかを知ってもらおうと言う感じです。
よし。それならばみんなして乗ってあげましょう。

でっ 7/4の日曜日 サントリー山崎蒸留所に工場見学に行きます。
基本は無料ですが、1000円でイベントに参加出来ます。7月はシングルモルトのお勉強だそうです。
参加ご希望の方は、ここのコメントに入れるか、店に電話して下さい。 06-6997-3165

予定ではJR山崎駅に12時頃集合(試飲できるため電車での参加が基本です。)1時から約2時間くらい見学して現地解散です。
予定人数に達した時点で締め切ります。 まあ個人で直接行っても行けるみたいですが

梅雨のど真ん中、この日だけ晴れたらいややけど。雨でなんも出来ないなら、みんなでお勉強しましょう。

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はやぶさくん

帰って来ました。小惑星探査衛星 はやぶさ 
すごい。苦難の帰還、しかも最後に燃えつきるとこなんか作り話しみたい。
およそ日本人が感動する要素満載です。 細かい経過などはさんざんメディアで取り上げられてるのでやめといて、勝手な思いなどぼそぼそと。

たしか、はやぶさが打ち上げられた頃アメリカでは、どっかの惑星だか衛星だかに探査機を接近させ、写真等の資料を送り続け最後は衝突させるといういささか乱暴な、いかにもアメちゃんらしい事をやっておりました。

それに比べ、我がはやぶさくんの任務はなんと静かで雅なんでしょう。
とにかく我が国の技術を讃えましょう。

話は変わりますが、今回この探査機帰還のニュースが増えるにしたがってネット上などでは、はやぶさ君と言ったり、あの子とか彼というような言い回しが目立ちました。
これは僕が思うに、単なる少女趣味じゃなく、がんばってる物に対する愛着と思います。
およそ日本人は大昔から、八百万の神みたいに万物に魂を見いだし、けなげな物、長くがんばってる物に人格を見つけるのが無上のよろこびなんでしょう。
古くはぶんぶく茶釜のような九十九神、最近ではアンパンマンやポケモンなどのアニメは欧米ではまず誕生しなかったと思います。

駅や、空港、航空母艦にいちいち、シャルルドゴール、JFケネディー、等人名を付ける感覚は日本人には無いと思います。
人格を感じた人が好きなように思いをはせるように出来てるのでしょう。
JAXAの衛星には素敵な名前がたくさんあります。
日本での例外は南極観測船 しらせ 白瀬中尉の功績にけちつける気はありませんが、公募からこの名を選んだやつは勉強不足。 

まあ戦時中、軍艦に陽炎、雪風、不知火くらいならともかく、朧(おぼろ)や霞(かすみ)と名付ける国ですから。
今夜のサッカーの結果によって、はやぶさの話題もなりを潜めそうなので急ぎUPしました。

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大阪 京都間

2年前やったか、春まだ早い3月中頃の夜。
バイク仲間でもある旧友から「早春の若狭へツーリングに行こう。」と電話があった。
まだちょっと寒いけど、ぼちぼち走りたくなってた頃。
二つ返事で「よっしゃ 行こか。」すると彼が「ほな、うちおいでーや。一緒に朝飯しょーけ。」と言ってきた。

大阪から若狭方面行くのに京都寄るのは、かなりめんどくさい。しかも彼の営む肉料理屋は祇園のど真ん中だ。
でも、商売もんを使ったいつものローストビーフのサンドウィッチと彼の入れるコーヒーは絶品だ。
断る理由もない。 「わかった、行く」

名神高速 吹田IC 大都会大阪の北の玄関。思えば長旅の始まりと終わりはいつもここやった。
ずらっーと並んだゲートの右端のETC専用ゲートを目指した時。
「あっ!」左の方の一般ゲートにちらっと見えたバイク。多分僕のと一緒や。

ここから入って、西宮方面に行く車両はほとんど無い。
やはり京都方面のレーンに入って来た。「おっ、色まで一緒やんか。」
僕は後ろに着いた。沼津ナンバーか。
このバイク、生産中止から20年近く経ってもまだまだ見かけるが、このカラーは87年式だけらしい。
しかもこの年はこの色だけだ。
もしかしたらドイツで生産された時も並んでいたかも知れない。

本線に入って併走してみた。「ふーん こう見えるのか。」むこうもこっちを見てお互いに会釈。ヘルメットの中でにこやかに笑う彼は50代半ばか。
軽装なところを見ると、ツーリングいうほどじゃないな。この春から、関西の大学に入る我が子の部屋を見にくるという理由で一人で走って来たと言うところか。 なんだか嬉しそうに走っている。

茨木IC
今度は後ろに着きはった。ミラーでみるとなるほどバイク仲間達が言ってた事がよくわかる。
「だっちゅーの乗りはきしょい。」古いギャグや「カウルの中で芋の皮むいてるの?」等。
大きいカウルにむりやりハンドルを入れてしまう、このメーカーにしたら珍しくデザイン重視のスタイル。
よし、もう一回後ろに着こう。横からじろじろ。きれいに乗ってはるなー。
「遅いのに、早く走ってるように見える。」これもわかる。デザイナーの勝利か。
斜め後ろ。「人間魚雷にもぐりこんでる。」なるほど、みんなうまい事言うなー。

高槻バス停
「沼津の兄い、ここから山の方に行くと、摂津峡いう小さいけどきれいなとこがあんねん。僕らのような古いバイクでトコトコ走るにはええとこやで。」
知らず知らず僕は彼に語りかけていた。
「この左手がサントリーの醸造所、名酒山崎はここで作ってんねん。」

そや、桂川SAに入ろうか。いい話聞けるかも。コーヒー飲む手真似してウインカー出したらついて来てくれるかな。
でも高速乗ったとこやし。僕は京都南でおりるし。どうしよう。
後1km どうしよう 500m すぎちゃった。
まあいいか。桂川を渡り出口近く、ウインカーを出し左車線から出口レーンへ。
並んだ彼もいくらか減速して手を振っている。僕も手を振って出口へ。
「お気を付けて、又どこかで。」彼もミラーの中に消えていく僕につぶやいているはず。
「お気を付けて。」

週末の夜の余韻が残る祇園のけだるい朝。
うまいコーヒーをだまって飲んでいる僕に「で、どう調子は?」旧車を気づかって友はいつも聞いてくれる。
ぼっーとしてた僕は「うん、楽しかったで。」
「何言うてんねん、ツーリングはこれからやで。」

おわり


今、大阪京都間は、新しい高速が出来た。もう吹田から乗る事はあんまり無いだろう
河内平野を防音壁に囲まれた道が一直線に伸びている。確かに早い、便利になった。
でも、味気無いと思っていた高速道路も昔の道は、谷を渡り、山をくりぬき、丘を廻りずいぶん味わい深かったもんだ。たまには乗ろう。

P7290312

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